おんたけ森きちオートキャンプ場

ばじる

2009年09月26日 10:20

連休後半を利用して、おんたけ森きちオートキャンプ場に2泊3日で行ってきました。
今回はブロガーらしく写真を沢山撮りました。ちょっと長いですが、一気に行きますよ。

昼前に出発。車の中でおにぎりを食べながらドライブ。木曽福島から30km、1時間ほど登って、午後2時に到着。ちょうどチェックインの時刻でした。

まずはサイトの様子です。

B-5サイトでした。
かなり広い!リビングシェル+インナーテント、REVOタープを張っても余裕でした。REVOタープは今シーズン初登板でしたね。

サイトは全部で20箇所。それぞれに木製のテーブルと椅子、U字溝を利用したファイアースペースが用意されています。テーブルはタープの下に配置して、ものを置くのに利用しましたが、結構便利でしたよ。
地面は小石。水はけはいいけれど、ちょっと硬いかな。ソリッドステークが活躍しました。
結構大きな木に囲まれた林間サイトです。夏は日差しが避けられていいでしょうね。
こんな季節なのに蚊がいて、何箇所か刺されてしまいました。

炊事棟。

戸がついているので、虫が入ってきません。なかもきれいに清掃されています。

トイレ。

和式のいわゆるぼっとん便所風ですが、コンポストトイレといってし尿を堆肥に替えるトイレだそうです。
写真を撮るほどきれいではありませんでしたが、においはまったくありませんでしたよ。
これかな?


すぐそばに王滝川の支流、白川が流れており、サイトから歩いていけます。

場内にはこんな小川が流れている場所もありましたよ。

川に到着。

びっくりするくらいきれいでしたよ。透明度も高く、エメラルドグリーンです。先月行ったカオレよりもきれいかも!

魚の姿も見えて、さっそくルアー釣りに挑戦しましたが、、、
釣果・・・0匹
なくしたルアー・・・4個
折れた竿・・・1本(泣)


さあ、気を取り直して夕飯です。

6インチダッチを使った串揚げと、定番になりつつあるホルモン焼きです。
どちらも美味!
ご飯はいつものように飯盒で炊きましたよ。こちらもふっくらおいしく炊き上がりました。長男君、炊き師としてかなり腕を上げましたね。

あとは焚き火をしながらのんびり過ごし、9時過ぎには就寝です。


夜半、、、
パラパラという音で目が覚めます。
0時過ぎ。そう、皆さん期待どおりの雨ですよ。天気予報では曇りだったんだが。
その後も雨は降ったり止んだりしていました。時々雨音で目が覚めてしまいました。うーん、またか!


朝、この日も釣りに行くつもりだったのですが、雨が降っていたので中止。へたれ釣り師です。
7時過ぎにのそのそと起き出しました。
朝は簡単に、サトウのごはんとレトルトカレー。まあ、そういうのもありということで。

雨は降ったり止んだり。

あ、そうそう。このリビングシェルpro、春先に入院していたんですよ。以前記事にしましたが、雨がしみこんでしまったんです。その結果は、、、




修理不能とのことで、新幕と無償交換!
ってことは、思い出の穴あきシェルともお別れです。これでオクに出せるぞ!(って出さないけど。)


お昼は近くの水交園に食べに行きました。
そば処です。

ここ、キャンプ場と経営が一緒みたいです。

大ざるそば(4人前)と、もち豚串焼きを頼みました。串焼きはニジマスと一緒に炭火焼です。


そばは私好みでした。まだ新そばではないかな。
もち豚は味噌味でこくがあり、かなりの美味です。あいだに挟んだネギもおいしかったあ。

場内にはディーゼル機関車の展示がありましたが、なんとこれ、昭和50年頃まで使っていた通学列車なんだそうです。切り出した木を運ぶ森林鉄道を利用していたんですね。

その頃の子供たちが貼ったシールが残っていました。歴史を感じますね。


その後、1984年の長野県西部地震による崩落で川がせき止められて出来たという自然湖へ。

木々が立ち枯れており、幻想的な風景です。上高地の大正池を思わせますね。
この風景を中国の川に見立てて、映画「西遊記」のロケも行われたそうです。
カヌー体験ツアーも行われていましたよ。気持ちいいんでしょうね。長男君はとってもやりたそうでしたが、予約制のため断念。残念でした。


おんたけスキー場近くのこもれびの湯へ。

なつかしの番台があり、なかなか雰囲気のある温泉でした。
ヒノキの風呂桶は10人くらいは入れるでしょうか。洗い場は2つでそんなに広くはないですね。
お湯は鉄さび色に濁っていて、これまた味わい深い。よく温まりました。

人気があるのか、ほかにもお客さんが結構いて、中の様子は写真を取れませんでしたので、裏を流れる川の写真を。

川原が赤茶色になっているのが分かりますか?


キャンプ場に戻り、夕飯です。
この日は、まずはサイドメニューの牛串焼きと生協の冷凍パンの炭焼き。


そうそう、このキャンプにむけて物欲天使が購入したのがこちら。
G'zステンレスダッチオーブン10インチ。
ホームセンターで14000円と定価のほぼ半額だったので衝動買いしたようです。たしかにユニフレームの10インチよりも安いお値段ですね。でも、うちにはすでにユニの10インチ、8インチ、6インチがそろっているんですが、、、。
でもって、この日のメインメニューは、
煮込みハンバーグ。

このステンレスダッチ使った感想ですが、たしかにステンレスなので次の日まで置いておきたいカレーやおでんなんかには最適なんでしょうね。でも、本来のダッチオーブンの特性である蓄熱性は低いように感じました。オーブン料理ではどうなんでしょうね。また使い込んでみたいと思います。


天気はこの日も小雨が降ったり止んだり。
どうして今シーズンはこうも天気に恵まれないんでしょうか。その理由について、物欲天使と話し合ってみた結果、我が家が今シーズン持ち歩いていた薪がいけないのではないか、という結論に達しました。
その薪は、この春にキャンプをした時にチャーリーからもらった薪で、とても硬くてナタの刃が立たないためそのまま燃やしたのですが、なかなか燃えきらず、毎回毎回燃え残っては持ち歩いていたのです。おそるべしチャーリーの呪い!
今回はなにがなんでも燃やしてしまおうと、ボンボンと焚き火をして、ついに最終日の朝、チャーリーは燃え尽きました。これで呪いは解けたか!?



最終日はのんびり撤収。次に入ってくる予定がないということで、夕方までいてもいいよ、と管理人さんが言ってくれました。でも、曇り空のためテントは乾かず、はい、うるおい撤収です。
ご飯だけ炊いて、おむすびを食べて、2時にチェックアウト。

昨日に続いて、水交園へ。
もち豚焼きをどうしてももう一度食べたかったんです。


焼いてくれたお店の方とお話をしました。
王滝村は人口900人ちょっと。周辺町村との合併を模索するも極度の財政難のために拒否されてしまい、村単独で財政再建に取り組んでいる最中。公共事業は削減、村職員の給料も削減。おかげで「財政再生団体」にはならずにすんでいますが、それでも「早期健全化団体」に指定されています。

キャンプ場のある滝越地区は20人が生活しています。村の中心部からは12kmほど離れていますが、公共交通機関はなく、車を運転できない人は週1回村が手配している車で出かけるそうで、不便を強いられています。
携帯電話は通じない(もちろんキャンプ場も)。

いつもキャンプに行くと、その周辺の人達ってどんな生活をしているんだろうと思いを巡らせるのですが、長野県の中山間地の生活は予想以上に厳しい状況におかれているようですね。


そんな話をしている間、こどもたちは看板犬のハルに遊んでもらいました。
まだ1歳なんだそうです。


もち豚を食べ、出発。
集落を出る手前に湧き水があり、それを汲んでいきます。冷たくておいしいですよ。


道の駅「三岳」にも寄ります。

アイスクリームを購入。


七笑というのは地元、木曽の銘酒。なんと酒アイスです。

ちゃんとお酒の味がしました。もちろんアルコールは入っていないので運転には支障ありませんよ。
そばアイスも香ばしくておいしかったです。


シルバーウィークのおかげで、ゆっくりと遊ぶことが出来ました。
次はSPW戸隠の予定です。参加される方、よろしくです!

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